鈴木唯人の年俸はいくら?デビューからの推移や移籍金・市場価値を調査!期待値は?

鈴木唯人 年俸

現在、デンマーク・ブレンビーIFに所属している鈴木唯人選手は、2023-2024年シーズンに公式戦11ゴール10アシストを記録し、大ブレイクを果たした万能型アタッカーです。

鈴木唯人選手はこれまで、清水エスパルス、RCストラスブール(フランス)、ブランビーIF(デンマーク)の3クラブを渡り歩いてきました。サッカーファンの中には、これまで所属してきたクラブでの年俸が気になっている人も多いでしょう。

今回は、鈴木唯人選手の年俸推移や、移籍金、市場価値を徹底調査。さらに、周囲の反応からみえてくる、鈴木唯人選手への期待値を解説していきます。

この記事を読めば、鈴木唯人選手の現在地が見えてくるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

【2024年】鈴木唯人の年俸は?

鈴木唯人画像引用元:FOOTBALL ZONE

2024年、デンマーク・ブレンビーIFに所属する鈴木唯人選手の年俸は「7万8416ユーロ(約1260万円)」です。

参考:salarysuport

鈴木唯人選手の年俸は、J1リーグでの実績や、U-23日本代表での活躍を考慮すると少々物足りなさを感じますが、これは将来へのステップアップを見据えた海外移籍の結果ともいえます。

ブレンビーIFで最高年俸を獲得している、デンマーク代表のダニエル・ヴァス選手の年俸「150万8000ユーロ(約2億4000万円)」と比較すると、クラブでの年俸序列が明確です。

しかし、2023-2024年シーズンに公式戦11ゴール10アシストを記録したことで、クラブからの評価は急上昇しました。来季もブレンビーIFに留まれば、年俸もチームトップクラスの金額へと大幅アップするはずです。

さらに今季の大ブレイクにより、アヤックス(オランダ)、トッテナム(イングランド)、シュトゥットガルト(ドイツ)などの、欧州名門クラブが鈴木唯人選手に熱視線をおくっていると報じられています。

来季、欧州5大リーグへのステップアップとともに、年俸が10倍以上にアップする可能性もありそうです。

鈴木唯人のデビューからの年俸推移

ここでは、鈴木唯人選手のプロデビューからの年俸推移を紹介していきます。

高校サッカーの名門「市立船橋高校」を卒業し、18歳でプロキャリアをスタートさせた鈴木唯人選手。これまで所属してきたのは以下の3クラブです。

  • 清水エスパルス
  • RCストラスブール(フランス)
  • ブレンビーIF(デンマーク)

それでは、各所属クラブでの鈴木唯人選手のプレーを振り返りながら年俸推移をみていきましょう。

清水エスパルス

鈴木唯人画像引用元:SOCCER DIGEST Web

プロキャリアの基盤を築いた、清水エスパルスでの年俸推移は以下の通りです。

シーズン 年俸
2020年 360万円
2021年 500万円
2022年 1,000万円

高校サッカーの名門、市立船橋高校でエースナンバー10番を背負った鈴木唯人選手は、高校卒業後、J1清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせました。

入団一年目の2020年シーズンからスタメンに定着した鈴木唯人選手は、公式戦32試合に出場し、清水エスパルスの攻撃をけん引します。

チームの主力として存在感を示した鈴木唯人選手ですが、ルーキーイヤーは無得点に終わります。さらに、チームも常にJ1残留争いに巻き込まれ、リーグ16位でシーズンを終えました。

2021年シーズンも攻撃の軸として公式戦37試合に出場し、J1初ゴールを含む3得点を記録。加入後、2シーズンにわたり攻撃陣をけん引してきたことが鈴木唯人選手の評価を高め、年俸は昨シーズンの2倍となる1000万円にアップします。

加入3年目となった2022年シーズンは、開幕から2試合連続ゴールを決めるなど好調をキープ。しかし、波に乗り切れないチームはリーグ17位に沈み、J2降格が決定します。

チーム残留か移籍かを迷った鈴木唯人選手が下した決断は、海外挑戦でした。

清水エスパルスJ2降格のタイミングで正式オファーが届いた、リーグ・アンのRCストラスブール(フランス)を新天地に選びます。

RCストラスブール(フランス)

鈴木唯人画像引用元:Number Web

悔しいシーズンとなったRCストラスブールでの年俸は、以下の通りです。

シーズン 年俸
2022-2023年 9万ユーロ(約1,300万円)

欧州5大リーグのひとつリーグ・アンへの移籍で、年俸はこれまでの最高額「9万ユーロ(約1300万円)」となりました。

鈴木唯人選手は、リーグ初出場で初ゴールを決める鮮烈なデビューを果たしています。

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存在感を示したかにみえた鈴木唯人選手ですが、その後の出場機会には恵まれませんでした。在籍した半年間で、リーグ・アンでの出場はわずか3試合にとどまり、初の海外挑戦を終えます。

しかしこのクラブで、元日本代表GK川島永嗣選手とチームメイトだったことは、鈴木唯人選手のメンタルに大きな影響をもたらしました。

「やっぱり大事なのは毎日、どれだけ自分に厳しく取り組めるかだと思うんですよね。永嗣さんは無所属だった時のことも話してくれましたけど、厳しい環境にいる方が人間は間違いなく成長できる。僕はそう強く感じました」

引用:SOCCER KING

川島永嗣選手からの言葉を胸に、自身の身の振り方を見つめ直した鈴木唯人選手は、次なる海外挑戦を見据えながら、清水エスパルスへの復帰を決断します。

ブレンビーIF(デンマーク)

鈴木唯人画像引用元:FOOTBALL ZONE

大ブレイクを果たしたブレンビーIFでの年俸は、以下の通りです。

シーズン 年俸
2023-2024年 7万8,416ユーロ(約1,260万円)

清水エスパルスへ復帰した鈴木唯人選手は、そのわずか1ヶ月後に、ブレンビーIFへの移籍を発表します。

そして、2度目の海外挑戦となった、ブレンビーIFでのプレーがこちらです。

キレのあるドリブル、テクニカルなシュート、巧みなターンなど、鈴木唯人選手の得意なプレーを存分に発揮し、デンマークの地で躍動しているのが分かります。

2024年シーズン、鈴木唯人選手は公式戦31試合に出場し、11ゴール10アシストを記録

チームは惜しくもリーグ2位に終わるものの、攻撃陣をけん引し続けた鈴木唯人選手の評価は急上昇しました。

入団一年目の年俸は、RCストラスブール時代からほぼ横ばいの、7万8416ユーロ(約1260万円)。今季の躍進により、鈴木唯人選手にどれほどの価値が付くのか。来季の年俸に注目が集まります。

鈴木唯人の移籍金は?

シーズン 移籍クラブ 移籍金
2023年 清水エスパルス→ブレンビーIF 60万ユーロ(約9,600万円)

移籍金とは、契約期間中に選手が他のクラブへ移籍する際、移籍クラブから移籍元クラブに支払うお金のことです。レンタル移籍には移籍金は発生しません。

鈴木唯人選手の場合は、完全移籍が成立した清水エスパルスからブレンビーIFへの移籍のみに移籍金が発生しており、その金額は60万ユーロ(約9600万円)です。

今季の活躍により、さまざまな欧州クラブが興味を示すといわれているなか、特に獲得を熱望しているのが、ドイツ・ブンデスリーガのシュトゥットガルトです。

デンマーク最大のサッカーメディア「Bold.dk」は、鈴木唯人選手の移籍が成立した場合の移籍金は、最大で2500万ユーロ(約42億円)になる可能性があると報じています。

現在所属するブレンビーIFの移籍金史上最高額は、2006年にリヴァプールは移籍したダニエル・アッガーの600万ポンド(約11.7億円)となており、鈴木唯人選手の移籍が決まれば、これまでの移籍金最高額を大きく更新します。

来シーズンに向けた移籍動向から、ますます目が離せなくなりそうですね。

鈴木唯人の市場価値は?

 

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鈴木唯人選手がこれまで所属してきたクラブでの市場価値は、以下の通りです。

シーズン 所属クラブ 市場価値
2021年 清水エスパルス 35万ユーロ(約5,300万円)
2022年 清水エスパルス 50万ユーロ(約7,400万円)
2023年 清水エスパルス 70万ユーロ(約1億円)
2023年 RCストラブール 60万ユーロ(約8,900万円)
2024年 ブレンビーIF 90万ユーロ(約1億5,000万円)

2023-2024年のシーズン前、鈴木唯人選手とと同じく、U-23日本代表“大岩ジャパン”に招集されてきた選手のなかで、最も市場価値が高かったのはスパルタ・ロッテルダム(オランダ)に所属している、斉藤光毅選手の400万ユーロ(約6億8300万円)でした。

しかし、ブレンビーIFにおける鈴木唯人選手の大ブレイクにより、欧州での評価が急上昇。

「Transfermarkt(トランスファーマルクト)」による市場価値は、これまでの90万ユーロ(約1億5000万円)から、600万ユーロ(約10億円)へ跳ね上がっています

これにより鈴木唯人選手の市場価値は斉藤光毅選手を抜き、日本人選手の市場価値ランキングでも20位にランクインされました。

ちなみに日本人選手のトップは、レアル・ソシエダに所属している、久保建英選手の5000万ユーロ(約82億5000万円)です。

参考:SPOTVnews

今後のさらなる躍進で、久保建英選手の市場価値に迫って欲しいですね。

鈴木唯人の今後の期待値は?

鈴木唯人画像引用元:SOCCER DIGEST Web

今季、デンマーク・ブレンビーIFで大ブレイクを果たした鈴木唯人選手への期待値が一気に高まり、周囲が騒がしくなってきました。

まずは、欧州クラブチームからの熱視線です。

鈴木唯人選手の獲得を熱望していると報じられる、ドイツ・ブンデスリーガのシュトゥットガルト以外にも、イングランド・プレミアリーグの名門リヴァプールが、鈴木唯人選手の将来性に期待し、獲得の可能性を匂わせています。

「現時点で、スズキはリバプールでプレーする準備が整っていないかもしれないが、エキサイティングで将来有望な選手だ。もし彼の獲得を巡って争奪戦が起きるなら、リバプールはエンドウに頼み込んで、このU-23日本代表選手と接触し、他のチームではなくアンフィールドに来るように説得を試みるべきだろう」

引用:d menu ニュース

さらに2024年6月、2年ぶりにA代表に招集された際には、プレミアリーグ・アーセナル所属の冨安健洋選手が、鈴木唯人選手のポテンシャルの高さを賞賛しています。

「唯人の性格的にオープンですし、いろんな選手と喋っているなという印象はあって、それは僕ともそうですし、ピッチ外だけじゃなくピッチ内で、対戦相手として紅白戦とかでやるときでも、『俺的には嫌だよ』という話をしたりだとか、そういうコミュニケーションは取れています。見てわかるように、かなりポテンシャルが高いと思うので。ボール触ってナンボな選手だと思いますし、できるだけ見てあげたいなというふうに思っています」

引用:Yahoo!ニュース

もちろんサッカーファンからの期待値も高まっています。

Xに投稿された、いくつかの投稿をみていきましょう。

鈴木唯人選手の市場価値高騰もあり、今後の日本代表での活躍や、ビッグクラブ移籍への期待が高まってきたことがわかりますね。

来季、鈴木唯人選手はどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。さらなる進化に期待が集まります。

まとめ

今回は、鈴木唯人選手の年俸推移や、移籍金、市場価値を調査してきました

この記事でのまとめは、以下の通りです。

  • 2024年の年俸:7万8416ユーロ(約1260万円)
  • デビューからの年俸推移:清水エスパルス(プロデビュー時)360万円→RCストラスブール 9万ユーロ(約1300万円)→ブレンビーIF 7万8416万ユーロ(約1260万円)
  • 移籍金:これまでの最高移籍金は60万ユーロ(約9600万円)
  • 市場価値:これまでの最高市場価値は90万ユーロ(約1億5000万円)
  • 今後の期待値:市場価値高騰に伴い、欧州名門クラブが強い関心を示している / 日本代表内でもポテンシャルを認められ、今後の活躍に期待が高まっている

鈴木唯人選手のキャリアは、決して順風満帆といえるものではありません。これまで何度も壁にぶつかり、ガムシャラに這い上がってきました。

そして今季、ついにデンマーク・ブレンビーIFで大ブレイクを果たした鈴木唯人選手。これまでゆるやかな右肩上がりで推移してきた年俸も、今季の活躍により大幅アップすることが見込まれます。

年俸や、移籍金、市場価値の上昇とともに、鈴木唯人選手への期待値は今後ますます高まっていくでしょう。