第2期生講義 「精神科作業療法」「ASDと併存症・二次障害」が開催されました 2020年08月03日 活動報告 令和2年7月19日(日)第3回講義「精神科作業療法」「ASDと併存症・二次障害」がオンライン(Zoom)にて行われました。精神科作業療法の講義では、京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 作業療法学講座 教授の稲富 宏之先生より、作業療法について「機能訓練」「自助具や福祉用具の利用」「環境調整」「人的資源や家族教育」といったアプローチについて、具体的な事例を交えながらご説明頂きました。ASDと併存症・二次障害では、京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 作業療法学講座 教授の十一 元三先生および特定講師の義村 さや香先生より、ASDのある人の臨床症状には、ASDに由来する特徴と併存症や二次的な障害によって生じているものがあり、鑑別や対応が重要であることについて具体的な事例を交えながらご説明頂きました。また、ASDの支援には発達症の知識のみでなく幅広い精神保健の基礎知識が重要である点についてもご説明頂きました。 稲富先生、十一先生、義村先生、ありがとうございました。